腰痛が続くときは、早めに医療機関を受診して痛みの原因を特定しなければいけません。ただ、医療機関を受診しようと思っても、タイミングに迷うことがあるかもしれません。医療機関を受診するタイミングは、急な痛みを感じてから痛みが1か月以上続いたときが最適だと言われています。急な痛みを感じてからセルフケアを続けていても痛みが長引いているときは、原因を知るためにも整形外科を受診してみましょう。整形外科を受診すると、医師による問診が行われます。さらに、医師が触れたり関節を動かすなどして、しびれの有無や関節が動く範囲などを確認していきます。もちろん、レントゲン撮影だけではなく、必要に応じてCTやMRIといった検査も追加されます。いずれの場合も医師が診察した上で適切な検査をしてくれるため、痛みの原因を見つけることができます。慢性的な腰痛の場合は、鎮痛剤などが処方され、痛みを抑えるための治療が行われます。また、低周波で患部を温めて、血行を促進して腰痛を改善させる治療もあります。痛みが治ったら、ストレッチの方法など腰痛を予防するための情報も教えてくれますので、つらい症状を抱えているときは医療機関に相談してみましょう。